2021.06.15 デザイン 色のユニバーサルデザイン 近年、世界中の誰もが正しく色を認識できる「カラーユニバーサルデザイン」という仕組み作りを進める自治体や企業が増えています。「カラーユニバーサルデザイン」とは、多様な色覚を持つさまざまな人に配慮して、全ての人に情報が正確に伝わるように配慮されたデザインのことです 。 色弱者は日本では300万人以上、世界では2億人を超えた方がいらっしゃり、国際化に向けて「カラーユニバーサルデザイン」化が求められています。 日常生活の中で色弱者が、信号機やトイレ表示の色、鉄道やバスの路線図、時刻表など、情報を読み取れずに不便さを感じるケースが増えています。 「カラーユニバーサルデザイン」は決して一部の色弱者のためだけの特殊なデザインではなく、利用者の視点に立ち使いやすさを追求したデザインです。誰にとっても見やすく、価値あるものといえるでしょう。