UDワークショップ

茶碗制作ワークショップ #2 下絵付けと釉がけ

〇△☐茶会プロジェクトとして、自分たちが作った茶碗を使い、障がいのあるなしに関わらず誰でもが参加できる茶会の開催のため、自分たちの茶碗づくりを行います。

九谷焼作家として活躍する牟田陽日さんを講師に迎えたワークショップの今回は第2回目。下絵付けと釉がけを行います。

第2回 下絵付けと釉がけ

日時:2021年3月19日(金) 10:00~12:00

会場:九谷セラミック・ラボラトリー(小松市若杉町ア91番地)

素焼き後の茶碗を前に、前回の振り返りの時間

前回茶碗の形をつくった後に、素焼きを行いました。焼きあがった茶碗は、少し縮んで色が変わったものやひびが入っているものもあり、焼く前とは違う表情を見せていました。

今回は焼きあがった土色の茶碗に、下絵付けを行い、釉薬をかけていきます。

使用する色絵具は7種類。混ぜることで多彩な色を作り出せます。

下絵付けは7種類の色絵具を使い、混ぜたり水で薄めたりすることで、新しい色を作り出すことができます。太さの違う筆を使って絵の具を塗ったり、スポンジでポンポンと叩いて色を付けたり塗り方も自由で様々。

釉薬がけの工夫

茶碗全体をバケツに入れて、全体に釉薬をかける

釉がけは、バケツの中の釉薬を柄杓で茶碗にかけたり、部分的に細くかけたりといった方法で行いました。

「釉薬をかける段階で、車椅子ユーザーにとって少し難易度が上がることに気づきました。釉薬の入った大きなバケツに、手で器をしっかり持ちながら浸して上げるという行為が人によっては難しいのです。」と制作後に牟田さんが振り返られています。

牟田さんらがサポートしながらも参加者自身の手で釉薬がけを行い、手あとが大きく残ったものや、釉薬のかかりがまだらなもの、垂れているものなどができました。

「そのような表情こそ、手で作る焼き物の大きな魅力の一つ」と語られました。

強力なサポーター

茶碗制作の講師は、九谷焼作家の牟田陽日さんにお願いし、さらに作家でありパートナーである牧野央詩さん、作家であり金沢美術工芸大学で非常勤講師をされている今西さんに、サポートしていただきました。

技術的な面などアドバイスをもらいながら、サポートしていただいたおかげで、みなさんが自分の手で自分のつくりたい茶碗をつくることができました。また、作家のお三方にとっても、普段の技法とは違う方法に触れ、新たな発想のヒントになったと思います。