イベント

◯△□茶会

〇△□茶会

日 時:2019年12月1日(日)
    展示  12:00~20:00
    茶会  13:00より5回開催
会 場:石川県政記念しいのき迎賓館2階 イベントホール(金沢市広坂2-1-1)

主 催:「◯△□茶碗プロジェクト」
    ・一般社団法人ユニバーサルデザインいしかわ
    ・金沢美術工芸大学 池田研究室

〇△□茶会チラシ

開催概要

「多様性と共生」をテーマにした、誰もが参加できる茶会を開催します。
みなさんとの対話を楽しむ茶話会形式です。

 

◆プログラム
・展示  12:00~20:00
・茶会  13:00より5回開催
     第1席 13:00~14:00
     第2席 14:30~15:30
     第3席 16:00~17:00
     第4席 17:30~18:30
     第5席 19:00~20:00

○△□茶会に寄せて

代表挨拶

 私たちは、地域の生活文化に根ざしたユニバーサルな生活情景を探り・つくる営みとして、一昨年の秋「◯△□茶会」*を鈴木大拙記念館にて開催いたしました。「異なる人間同士が互いの存在に向かい合い、そこから新たな開かれた可能性を探る…例えば、手指機能や座位のデリケートな客が、また、視覚が弱く、触覚や聴覚の繊細な客が、さりげない所作で自然に茶会に参加する…そういう生活情景を実現したい。」この思いは、鈴木大拙が、禅画「○△□」をthe Universと訳し西洋に紹介した精神に通底しています。
 この営みは、金沢美術工芸大学工芸科教授の池田さんの参画により、茶会で用いる器づくりを参加者自らがつくるという試みがなされたことで、茶会におけるユニバーサルな人間関係が一層ダイナミックなものとなりました。
 「器作りから茶会まで」人と人、人と器、人と土、土と釉薬と炎、茶の文化や歴史、私たちが体感した、そして予感する豊かで確かな生活情景をより多くの皆さまと共有できることを心から念じています。
 第二回「◯△□茶会」、ぜひ足をお運びくださるよう…。

*「金沢21世紀工芸祭」金沢みらい茶会の催しの一つとして企画・運営

一般社団法人ユニバーサルデザインいしかわ理事長
荒井 利春

○△□(まる・さんかく・しかく)茶碗制作ワークショップ

 一昨年(2017年10月)に「◯△□茶会」が開催されました。それをきっかけに、本年度○△□(まる・さんかく・しかく)茶碗プロジェクトが始まりました。

 一昨年の茶会で、ユニバーサルな茶碗の制作を依頼されたことが事の始まりです。ワークショップを開催し、障害を持つ人達と一緒に参加者全員が自分自身の為の茶碗制作に取り組みました。しかしながら、十分な制作サポートが行えず、出来上がった茶碗は重く、茶会で使用するには難しさがありましたので、それらの茶碗を手本にして茶会用の茶碗をろくろを使って制作しました。
 今回のプロジェクトでは、前回達成できなかった「皆で作った茶碗を使った茶会」の実現を目標に、茶碗制作ワークショップを開催し、作品制作に取り組んできました。使い勝手の形だけではなく、作り手の様々な思いを茶碗の中に乗せる為に、絵付や施す釉薬にもこだわってきました。
 使いやすいということだけではなく、個々の大切な思いを作品の中に取り込んで…その心を感じられる茶碗、お茶会が実現できればと思います。
 「○△□(まる・さんかく・しかく)」は、作り手それぞれの想いが個性 的な豊かな形になればと願ったものです。共に生きる社会を目指して。

 

金沢美術工芸大学 工芸科 教授
池田晶一